生け花

 生け花 

 

 

二月から生け花をスタートさせました。 

この生け花は 父の遺体が自宅に戻ってくる朝(2009.12月6日)

花が好きだった父のために 母が活けた「迎え花」です。

張りつめた空気の中で 花を活ける母の姿と「迎え花」は いつもとは違って美しく見え・・ 

私にお稽古を始めるきっかけをつくりました。 

  

  



 

2月19日(右盛体) 

花材・・椿・菜の花・モモ・ナデシコ 

 

「嵯峨御流」の桜井先生宅でお稽古。

<嵯峨御流のはじまり>の説明をうけました。 

嵯峨天皇(786〜842)が、日本で最初の門跡寺院である大覚寺にて始めたものです。

嵯峨野の大沢の池には、「天神島」「菊ガ島」の2島と、その間に庭湖石があり、この2島1石の配置は、そっくり嵯峨御流盛花の規範となっています。 

一時「嵯峨御流」は衰退し、宇多天皇が大覚寺に離宮を構えるようになった時世に華道などの伝統的文化の再興を図り、

未生流を学んだ未生斎広甫に再興を託した。これを受け、未生斎広甫は嵯峨御流の普及を進め、その結果「嵯峨御流」は全国的に名が知れ渡る様になった。

 

 



 

2月26日

花材・・三角アスター・カラー・ウイキョウ・レザーファン 

 

二月なのに夏の花が登場 

[ウイキョウ]

は初めてみる花なので検索してみました。

花期は、6月〜8月秋には7〜10mm程度の長楕円形をした茶褐色の実をつける。

若い葉および種子(フェンネルシード)は、甘い香りと苦味が特徴で消化促進・消臭・肥満防止や緩下作用に効果があり、

香辛料(スパイス)、ハーブとして、食用、薬用、化粧品用などに古くから用いられている。地中海沿岸が原産とされ、

古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録があり、歴史上もっとも古い作物のひとつとされる。主産地はインド、中国、エジプトなど。日本には平安時代に中国から渡来

果実は、生薬「茴香」で芳香健胃作用がある。漢方方剤の安中散(あんちゅうさん)や、太田胃散(漢方+西洋薬の処方)、口中清涼剤の仁丹などに使われているとありました。 

確かに香りはきつく、窓をあけたくなりました。 

 

 



3月04日(間留 斜成体)

花材・・クロモジ・カンスラン・ラッパ水仙・ナデシコ  

斜成体の間留は、体の枝が横に広がることを強調する花態。

 

 

お花が多くありましたので 二活できました。 

家で活けると 教えてもらったのとはかなり違い「へん」ですが 練習・練習・・・。 

<クロモジ>

検索してみました。

クスノキ科の落葉低木

花は黄緑色で、春に葉が出るのと同じ頃、葉脇から出た散形花序に咲く。

葉や枝には芳香があり、黒文字の名は若枝の表面にでる斑紋を文字に見立てたものといわれる。古くからこれを削って楊枝を作る。

特に根本に皮を残すのが上品とされる。現在でも和菓子など特に選ばれたところではクロモジの楊枝が使われる

また枝(烏樟)や根(釣樟)を薬用にもする(養命酒など)とあります。

枝をおってみましたらとてもいい香りがしました。

 

 



先日先生より 生け花の勉強会での資料『瓶史』という冊子をおかりしました。

長いこと このような漢文と小さな活字が 並んでいる冊子にを手にすることはなく、

少々躊躇しましたが なかなか興味深いとの一言で早速読んでみました。 

『瓶史』袁中朗著 

袁宏道 (1568-1610)中国、明代末期の公安(湖北)の人、詩人、文人。字(あざな)は中朗呉県(蘇州)の知事  

明代の万暦28年(1600)に刊行された中国の花書 

江戸時代に我が国にもたらされ、日本では元禄9年(1696)に刊行された。

中国の文人たちの瓶花趣味を伝え 瓶花の心得が多岐にわたって記されている。 

文人趣味の瓶花は、日本の座敷飾りの花とは異質の清新な作風の花が多く 江戸時代のいけばな界に新風を吹き込んだ 

文化5年(1809)、当流の祖である望月義想の門弟、桐谷鳥習の手によって『瓶史国字解』という注釈書が作られた。 

この『瓶史』に説かれている俗塵を離れて花と清浄、高潔、清貧、簡素に向き合うという思想は、 

後代の心から花を愛する人々に大きな影響を与えた。 

さて『瓶史』にこんな記述がありました。 

・「北京の冬の天候は厳しい寒さである。そこで南京からもの名花はほとんどやってこない 

 たまにはいってきても、豪農や権勢のある宦官たちが争っててにいれるので、私たちにはなかなか入手できない。」 

「手近かで優れているものを探して挿したい。」 

「わたしはとり易いものを取る・・・春になれば梅と海棠(かいどう)、夏には牡丹と芍薬と柘榴・・・」と、 

・日常生活での花選びから始まり器の合わせ方、水選び、つりあいなど、花を長く育てる方法を、詳しく述べています。 

「花を活ける瓶もまた、すぐれて良いものでなくてはならない。つまらぬ瓶に良い花を挿すことは厳禁である。 

たとえば楊貴妃や趙飛燕もような気高い美人をあばら家に住ませてはならないのと同じであり・・」と、 

・「花の下で香をたくのはよくない、ちょうど茶席に果物をだしてはいけないのといなじである・・・」と、 

「牡丹や芍薬に水をやるには美しく装った美女にふさわしく、木犀に水をやるのはけがれなく利巧な童子にふさわしく・・」と続く・・、

 水遣りひとつにもこだわりがあります  

・九の使令(花の召使)の章には 

「花に召使があるのは、ちょうど天子の后に官女や側室という美しい召使いるようなもの〜」と、 

「梅花は迎春・瑞香・山茶の花を召使いとし」 

「牡丹はマイカイ(ハマユウ)・薔薇(いばら)・木香を召使とし」 

「蝋梅は水仙を召使とする」などが挙げられています。 

・「世の人で面白くない人々は凝る事が何もない無趣味な人である」と、「好事」を持つことの重要性をのべている。

 



 

3月11日(斜成体 横留)

 

花材・・チュウリップ・タマシダ・彼岸桜  

今回も二活けできました。なかなかうまく活けられず悩みになやんでいます。

携帯に撮って帰りカンニングしてみましたが、うまくいきません・・笑

「彼岸桜 」とのことですが、とても花が小さいので気になってしらべてみましたら 

日本の桜は600種類もあり 1センチほどの花をつける「丁子桜」に似ているがよくわかりませんでした・・。 

 



 

3月18日(斜成体 横留)

 

花材・・リキュウバイ・フリージャ・ワビスケ  

今回も二活けできました。今回もカンニングし家で奮闘。

<リキュウバイ>

 

初めてみるお花なので検索してみました。 

バラ科 ヤナギザクラ属 

中国揚子江下流域原産の落葉小高木.

和名は「利休梅」。日本に入ってきたのは、明治時代末 茶花として利用されることにちなむという。 

開花時期は4〜5月で径4cmほどの梅に似た形の白花を枝が埋もれるほどではありませんが、

それなりにたくさん咲かせます。満開時期でも豪華さや派手さをあまり感じさせない、

おとなしく控えめな花ですが、何となく品があり、

芽吹きと開花が同じくらいで、新緑の葉と白い花の淡いコントラストが春のやわらかい陽光に映えるとあります。

ふっくらとした蕾がたくさんついていましたが、翌日には花が開き始めました。 

 



3月25日 (左盛体)

花材・・夏椿・椿・ナデシコ・バイモ 

先生が活けてくださるのを携帯画像に収め、熱が下がってからなんとか活けました。

<バイモ「母貝」>

  

 

初めてみるお花なので検索してみました。 

ユリ科バイモ属

茶花として親しまれ、内が凝った花として奥ゆかしい感じが好まれる。

中国から奈良時代に薬用植物として入り、りん茎が鎮咳や去痰、排膿の薬として利用された。

名前の由来は、球根が2枚の鱗片からなり,これが二枚貝の殻の形に似ていることから。

バイモ類の属名はフリチラリアだが、ギリシャ神話では 「ヨシで編んだ籠を売り歩く孤児の少年フリチエールが金持ちの召使いとなり、

ニワトリの世話をする仕事をしていたところ、嵐が突然襲ってニワトリが逃げてしまった。フリチエールは雨に濡れながら探し回ったものの、

これが故で高熱を出して死んでしまった。彼を哀れんだ神々はバイモ(フリチラリア)の花に変えた。」と言うことで、

バイモに編目模様があるのは、少年が好んで編んだヨシの籠の名残とされる。

 



 

 

4月01日 (立盛体)

花材・・斑入りウツギ・ユリ・リュコデンドロン 

また見たことのないお花<リュコデンドロン>が登場 早速検索 

ヤマモガシ科レウカデンドロン属・花色 赤、黄、紫など・常緑低木・原産地

南アフリカ・切花でも利用されている樹木で 交配種も多く綺麗なものが、

輸入されアレンジメントなど装飾に使われている。海外で植栽できる場所では公園に緑化に利用

花のように外から見える所が苞葉。その中に見える「ツノ」状のものが花(頭状花序) 

まだ中心部が見えていないので・・後日撮ってみます。ドライフラワーにもできるので楽しみ〜♪。

 

 

今も元気なリュコデンドロンの中心部がみえました。(04月22日)

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二つ目は、オマケでついてた葉の名前を忘れてしまいましたが、。

先生のところの 江戸時代の頃から愛でられていたという、朴半(ぼくはん)椿とで一活け。

「月光(がっこう)椿」ともいいます。

   

咲き方は唐子咲き(からこざき)。唐子咲きとは雄しべや葯が花弁に変形したものをいいます 

これはとても珍しいので、挿し木してみないと・・♪

 

 



 

4月08日 (お流儀) 

花材・・イチハツ

まだまだ活けられないと思っていた「お流儀」でしたが、「イチハツなので大丈夫」との 

先生のうれしいお言葉で、”初挑戦”といってもほとんど先生に活けていただいている状態でした。

 「いちはつ」を検索してみました。 

「一八・〈鳶尾〉」アヤメ科アヤメ属の常緑多年草 

中国の中部から南西部・ミャンマー北部に分布し、わが国へは江戸時代に渡来しました。

高さ約30〜60センチメートル。葉は剣形で淡緑色。五月頃花茎を出し、紫・白の花をつける。 

昔は、大風を防ぐと信じられていたので、わら屋根に植えられたそうです。

  

 



 

4月15日  

花材・・黄金葉・バラ

黄金葉・・この時期に黄金色になる葉の植物ですが名前がわかりません。

  

 



 

 

5月06日 (お流儀)

花材・・アヤメ 

畑のアヤメが丁度いい感じに蕾が上がりましたので お稽古につかいました。

アヤメはなぜか 花材としてはなかなか入手できないそうです。畑のアヤメが晴れ舞台に上がりとても上品。

アヤメ(菖蒲、文目、綾目、学名:Iris sanguinea)はアヤメ科アヤメ属の多年草

外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴で、本種の和名のもとになる

二つ目の花材・・ソテツ 

庭のソテツを剪定してもらい、花材になると聞きましたので お稽古に持参

ソテツをバラン風に活けられるとは・・立派なお花になりました。

とても持ちが良いので 次回はお花の持ちが悪い夏に剪定してもらい花材にするほうがいいかも・・ 

 



 

 

 

5月13日 (お流儀)

花材・・芍薬 

庭の芍薬が丁度いい感じに蕾が上がりお稽古に・・・。

竹の花器は先生の所よりお借りしました。竹の花器に入ると一段と貴賓が出ます。

牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相(はなのさいしょう)、「花相」と呼ばれる。

二つ目の花材・・ソケイ・ナルコユリ・バラ 

三つ目の花材・・ソケイ・カーネーション・ナデシコ

  

  

   

キソケイ(黄素馨)

「ソケイ」初めて聞く名前ですので検索してみたらジャスミンです。

 ソケイという名で一般に出回っているのは黄色い花のキソケイが多く、本来のソケイであるシロハナソケイはあまり出回っていません。

 ジャスミンというとその芳しい香で有名ですがこれは羽衣ジャスミンです。シロハナソケイはとても良く香りますがキソケイはそれほど香りません。

 それでもそこはかとない甘い香りとあります・・なるほど本のすこし香ります。さわやかな初夏の雰囲気です。

 

 



 

5月20日 (輪盛体)

花材・・タマシダ・ガーベラ・ナデシコ・天門冬・ソリダスター 

気温が上がり花持ちが悪くなりだしたので、風通しのよい 日のあたらないところにお花を活ける・・。

今日は「輪盛体」で活けましたが、花が弱りだしたら「環盛体」にとのお話でした。

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「天門冬(テンモンドウ)」初めてなので検索してみました。

和名は クサスギカズラ

クサスギカズラはユリ科の多年草である。食用のアスパラガスの仲間ではあるが、こちらは花壇などの縁取りに植えて葉姿を観賞する。

本来は、「天門冬」とはこの草の根を言い、漢方薬界の名前である。鎮咳に用いる。  

 

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「ソリダスター」初めてなので検索してみました。  

科名はキク科  ソリダゴ属とアスター属の属間交雑によって育成された人工属の植物です

 

花が弱りだしたので「環盛体」に活け変えてみました。

家にある剣山を全てひっぱり出してきてのチャレンジです、剣山を隠すように活けるとのことでしたが 

御覧のように、隠すシダ類が無いので見えてしまいました。庭のバラも利用し可愛くできたと自己満足・・・ 

お花が弱りだしたら「環盛体」に活け変えて楽しみたく思います。

 

 



 

 

5月27日 (瓶花 斜成体 間留))

一つ目の花材・・ナツハゼ・アザミ 

ナツハゼがどうしてもうまくたってくれず困り果てどうにかたったが・・どうもしっくりいかないへんだ・・。

次回は花器を持参しどうすればうまくいくかポイントを訊ね訪ねてみよう

二つ目の花材・・ナツハゼ・アザミ・菊・ナルコユリ

涼しげな池のみずぎわをを表現・・